かっこよさについて

「わたしだけ、このかっこよさわかるのはわたしだけだわ」って、万人に思わせるのが本当の人たらしだ。と、どこかの記事で読んだことがある。(たしかかなり売れているキャバ嬢がかなりイケている経営者になって、インタビュー受けてた記事だった)

その人は村上春樹を例に、「こんなジャズと性に酔った面倒くさい人、わかってあげられるのはわたしだけね」ってみんなに思わせたから、ベストセラー作家になったんだ、真の人たらし、モテの本質はこれだ!と言っていた。

うむこれ、まさしく、、、、、とかなりかなり共感した。この例が生きるわたしのすきな→太宰治、毛皮のマリーズ。普通に考えて超!かっこ悪い。だが、まじで超超かっこいいのである。最強にかっこ悪く、最強にかっこいい。例えば太宰治は物語の途中で、「こんなくだらなく哀れな小説だが、君だけは読んでくれるな?最後まで、なぁ、最後まで読んでくれるよな?頼む、、」的な事を突然太宰が、読者(わたし)に語りかけてきたりする。こりゃまぁなんと滑稽。だが、ここでわたしは、(大丈夫よ、、安心してかきなね、、、読むのやめるわけないジャン、、、ガンバレ、、、)とか思うのである。もう、まんまと記事の通りだ。

でもこれ現実世界でも本当にそうである。誰の目にも見えることでなく、個に訴えかけるあなただけはわかってくれると信じてるよ、感。男女問わず出す人いるよねえ。いろはすの土屋たおちゃんとか、さわやかで眩しすぎて、嘘つけ!オイワレ!アアン?とか思ってしまうわたしは、まじで、くわばらです。

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おかしな人間の夢